DAI-ICHI BUSINESS SCHOOL


1限目 スタート リーテイル 個人向け事業分野について学ぼう。 今回の講師は業務部営業業務課の山下紘也さんです。

みなさんこんにちは。山下です。わかりやすく説明しますので、みなさん、よろしくお願いします。

リーテイルの仕事とは?

それでは、早速、第一生命のリーテイル分野の仕事についてご説明しましょう。みなさんのなかには「リーテイル」という言葉自体、馴染みのない方も多いのではないでしょうか。「リーテイル」とは個人向けの事業や小口取引を対象としたビジネスのこと。対象としたビジネスのこと。実は生命保険ビジネスの主軸とも言える分野なんです。

ところで、みなさんは保険が高額商品だって知っていましたか?

保険という商品は、毎月支払う保険料はそれほど大きな額でなくても、万が一、何かが起きてしまったときにお支払いする保険金や保障総額は、何百万、何千万という、簡単に手に入れることができないほどの金額になります。
私たちが主に取り扱う「保険」という商品は高級自動車や高級住宅に匹敵する高額商品なのです。

安心のカタチは見えづらい。だから対面販売。

また、保険は高額な商品であるだけでなく、商品のカタチが見えないため、 満足を感じづらい商品だと言われます。その人の20年先、30年先のリスクまで考察し、お客さまの希望にそってカスタマイズしていくものだから丁寧な説明を添えなければ、特性を正確に理解していただくこともできません。だからこそ、私たちは保険は通信販売やインターネット販売のような顔の見えないスタイルよりも、お互いの顔を見ながら行う対面販売というスタイルがふさわしいと考えているのです。

対面販売 インターネット 通信販売

私たちの働き方

この対面販売チャネルにおける私たち社員の働き方は、実は、他業界のスタイルと大きく異なっています。
「商品を売る」こと自体は他業界とも同じですが、私たちの仕事では、自らが率先して商品を売り歩くことよりも生涯設計デザイナーのやる気や能力を高めるための支援が優先されます。いわゆる、マーケティング企画や販売促進活動の実施、生涯設計デザイナーの教育や指導といった仕事ですね。

次に私たちが販売している商品の話をしましょう。時代の変化と商品の変化

私たちが販売するリーテイル分野では、これまで「死亡保障型」や「貯蓄機能型」といった商品が主役でした。しかし、今日では健康に生きるためのさまざまな保障など、人生をトータルにサポートしてくれる「生前給付型」と呼ばれる商品が、この分野の主軸として育っています。

死亡保障+貯蓄機能 人生をトータルにサポートしてくれる生前給付型保険

こうした成長の背景には、この国の社会環境の変化が大きく関わっています。核家族化や女性の社会進出、少子高齢化が進むなかで、世帯主の死亡による経済的なダメージの回復だけでなく、「病気やケガの治療に備えたい」「老後の生活に備えたい」という新しいニーズが生まれました。

核家族 女性の社会進出 高齢化社会 新しいニーズ
病気やケガに備えたい 老後の生活の安心に備えたい

このような社会の変化を捉え、第一生命が新たに立ちあげたのが「一生涯のパートナー With Youプロジェクト」というコンセプト。死亡・病気やケガ・3大疾病・介護・老後のリスクに対して保障を届ける取り組みです。

これまでお話したことからもわかるようにリーテイルの仕事は多様化する日本人のライフスタイルにあわせて、お客さまの人生をトータルに見つめ、安心を届けていくという、重大な使命を担ったもの。
まさに、第一生命の根幹とも言える仕事なのです。

リーテイルの仕事について理解を深めることはできましたか。今回の授業はここまで。2限目はホールセールです。お楽しみに!
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