定量分析に基づく解決策で、

リスクに向き合う

科学的アプローチを行う。

クオンツ&データサイエンティストコース
  • 深谷 竜司
  • みずほ第一フィナンシャルテクノロジー株式会社
  • 代表取締役常務
  • 基幹総合職G型
  • 理学部数学科卒
  • 1988年入社

Interview

ビッグデータを活用した
「InsTech」への挑戦が
始まっている。

私は入社以来、クオンツ運用モデル、リスク量計測ツール、貯蓄型生命保険商品、ALM手法など、さまざまな商品や技術の開発に携わってきました。2014年からは、みずほ銀行、第一生命、損保ジャパン日本興亜を株主とする金融専門子会社である、みずほ第一フィナンシャルテクノロジー株式会社という、各社のシナジー効果を活かしながら、コンサルティングを総合的に行っている会社で業務を行っていました。
最近では、当社の新しいチャレンジである「InsTech(インステック)」に関連したプロジェクトを推進しています。これは、保険ビジネス(Insurance)にテクノロジー(Technology)でイノベーションを創出していく取組みのことです。医療ビッグデータから疾病発生統計モデルを構築し新商品開発を行うなど、すでに活用が始まっており、ヘルスケア分野のほか、アンダーライティング分野やマーケティング分野で積極的に取り入れていく予定です。

Interview

数理モデル分析で、
お客さまの安心をより確かなものに。

金融・保険・経済は常に不確実性に晒されています。リスク要因をすべて説明できるわけではありませんが、数理モデル分析を用いてリスクを予測すると、いままで以上に望ましい意思決定が可能です。その知見を活かすことで、お客さまの安心をより確かなものにできるという点がクオンツの魅力と言えます。それだけではなく、マーケティング、プライシング、資産運用、ビジネスのリスク量測定とリスクコントロール、企業価値向上のための資本政策立案、疾病予測モデルなどといった生命保険事業の多様な分野で、リスクに向き合う科学的アプローチが進められています。クオンツの仕事は、定量分析に基づく解決策をつくること。さまざまなデータから法則性を見出すことや、問題・事象の背景・要因を追究することなど、理系との親和性は高いと思います。近年は「InsTech」でも言えることですが、数理モデル構築のクオンツに加え、統計分析手法や機械学習(AI)を駆使するデータサイエンティストにも注目が集まっており、クオンツの活躍できる場は拡がっていると言えるでしょう。

これまでのキャリア

  • 1988 - 1990

    資産運用部門
    資産運用に関する業務を幅広く担当

  • 1991 - 1994

    海外留学
    海外留学準備を経て、米国大学院(修士課程)へ留学

  • 1994 - 1999

    運用企画部
    ALM開発室、運用リスク管理室
    生保ALMに基づく中長期
    ポートフォリオ・シミュレータ開発、VaR計測ツール開発を担当

  • 1999 - 2002

    みずほ第一フィナンシャルテクノロジー株式会社

  • 2001 - 2004

    国内大学院にて博士後期課程修了

  • 2002 - 2004

    商品事業部 貯蓄投信事業室長

  • 2004 - 2006

    DIAMアセットマネジメント株式会社
    クオンツ運用プロダクトの開発・ファンド運用を担当

  • 2006 - 2007

    日本郵政公社 簡易保険事業総本部
    資金運用部 専門役(運用企画担当)
    (官民人事交流法に基づく)

  • 2007 - 2008

    株式会社かんぽ生命保険 運用企画部 企画役
    簡易保険事業、かんぽ生命のALM手法開発を担当

  • 2008 - 2009

    企画第一部 次長

  • 2009 - 2013

    企画第一部 部長

  • 2014 - 現在

    みずほ第一フィナンシャルテクノロジー株式会社