海外事業部門

すべての人々の幸せを守り、高める

世界中で選ばれ続ける
グローバル保険グループを目指す。

第一生命グループは、海外生命保険事業を今後の大きな成長分野と位置づけています。第一生命グループの海外生命保険事業の歴史を振り返ると、1980年代にロンドンおよび香港、1990年代にニューヨークに現地法人を開設し、保険事業に関する調査や一部の金融業務を開始しました。その後、2006年より海外での生命保険事業を本格的に開始し、人口増加や経済成長によって生命保険市場の拡大が見込まれるアジア・パシフィック地域を中心に事業展開を進めています。
2007年1月にはベトナムのバオミンCMG社を買収し、「第一生命ベトナム」として営業を開始しました。その後、2008年にタイのオーシャンライフ社への出資と業務提携により関連会社化を実現したほか、2009年2月にはインドの大手国有銀行2行との合弁生命保険会社「スター・ユニオン・第一ライフ」を設立しました。2011年にはオーストラリアのタワー社を完全子会社化して「TAL」と社名を変更し、2013年にはインドネシアで「パニン・第一ライフ」を設立しました。
そして2015年、世界最大かつ今後の進展が見込まれる米国の生命保険市場での成長機会の追求と、第一生命グループの事業ポートフォリオの地域分散などを目的とし、米国の生命保険会社であるプロテクティブ社を買収しました。加えて、シンガポールおよび米国に新たに地域統括会社を設立し、グローバル3極体制の下、海外グループ各社の経営管理・事業支援体制を更に強化しています。
さらに、生命保険市場の拡大が見込まれるメコン新興国への早期進出により、シンガポールの地域統括会社や東南アジア地域のグループ会社などとの協業、知見・リソースを活用して効率的な事業運営を推進し、さらなる成長を目指すことを目的に、2018年3月、カンボジアでは日本の生命保険会社として初めて、子会社「第一生命カンボジア」を設立。2019年4月から首都のプノンペンを中心に営業活動を開始し、カンボジアにおける事業展開を着実に進めています。また、2019年5月には子会社である現地会社の「第一生命ミャンマー」を設立し、生命保険事業の開業に向けた準備を進め、2020年1月からミャンマー最大都市ヤンゴンで現地会社の営業を開始しました。
海外生命保険事業に携わる際には、各国の経済の成長性だけでなく、金融や保険事業に関する法制度、生活文化やライフスタイルなどにも十分に考慮する必要があり、まさにグローバルな視点での業務遂行が求められます。第一生命グループが約120年に渡って培ってきた生命保険事業のノウハウを活かし、各国の現地法人と協力・連携しながら、グローバルな視点からの持続的価値創造を目指しています。

※ DLI NORTH AMERICA(ニューヨーク)

業務内容

第一生命グループにおいては、
世界各国の拠点がお互いに連携を取りながら海外生命保険事業を推進しています。
第一生命グループにおいては、
世界各国の拠点がお互いに連携を取りながら海外生命保険事業を推進しています。

既に進出している国

  • ベトナム
  • インド
  • タイ
  • インドネシア
  • カンボジア
  • ミャンマー
  • オーストラリア
  • アメリカ合衆国
  • ニュージーランド

地域統括会社

  • シンガポール
    (DLIアジアパシフィック)
  • 米・ニューヨーク
    (DLI NORTH AMERICA)

欧州拠点

  • 英・ロンドン
    (第一ライフ・インターナショナル(ヨーロッパ))

人事からみた、この仕事

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語学力以上に求められる人間力。

「海外事業はグローバルな仕事」という印象を持つ方も多いかもしれませんが、見方を変えると、実際にビジネスを展開する国の文化や慣習の違いを理解し、コミュニティにいかに上手くフィットするのかが求められる「ローカルな仕事」です。第一生命グループの海外生命保険事業においては、国内生命保険事業の経験を通じてビジネスの本質を知っておくことはもちろん、語学力以上に人間力や多様な価値観を受け入れる柔軟性を磨いておく必要があります。