私は現在、群馬支社で生涯設計デザイナーの採用や育成に関する業務に携わっています。群馬支社では約500名の生涯設計デザイナーが働いており、毎月複数名の方が入社されます。その方々のために、会社説明会をはじめとする採用行事の運営を行ったり、入社後のフォローとして新人研修・資格試験対策研修の講師、また育成面談の準備をすることが主な業務です。
講師を務めるにあたって常に心がけているのは「伝えたいことが伝わっているか」ということ。生涯設計デザイナーはさまざまな経歴の方がいるので、参加者全員にとってわかりやすい研修であるかどうかを意識しています。たとえば、研修では常に参加者の様子を見ながら双方向的なコミュニケーションを図るようにしたり、休憩時間にも「どうでしたか?」と声をかけて反応を見ながら調整したりと、参加した皆さん全てに伝わっているかを常に心がけながら、研修をしています。
生涯設計デザイナーを育成する立場にあるので、自分自身も学び続ける必要があると思いますし、コミュニケーションスキルも常に磨いていかなければならないので苦労は決して少なくありません。しかし、各種研修や面談を通じて生涯設計デザイナーに正しい保険商品の知識や金融リテラシーを身に付けてもらうことは、お客さまへの質の高いサービスの提供に繋がることはもちろん、生涯設計デザイナーの自信やモチベーションの向上、キャリアアップにも結び付いていきます。本人のスキルアップ、モチベーション向上により営業成績も上がっていくことで、いきいきと楽しそうに働く姿が見られるようになるなど、一連の成長を見届けられるので、私自身も非常にやりがいを感じています。
この業界に興味を持ったきっかけは、家族から生命保険に加入していなかったことで後悔したという話を聞いたことです。そこから生命保険の大切さを実感するとともに、多くの人に保険の重要性を広めていく仕事に意義を感じるようになりました。同じように、生まれ育った地元で働きながら、地域の活性化に貢献していきたいという想いも強く持ち続けています。
生涯設計デザイナーの仕事は、保険のご提案やお客さまのフォローだけでなく、地域の課題解決への取組みも重要な仕事です。つまり、生涯設計デザイナーが増えることでお客さまのフォロー体制が強化され、地域の活性化にも繋がっていく。だからこそ、一人でも多くの生涯設計デザイナーを育成することに意義を感じて、日々の育成業務に取り組んでいます。
今後は育成業務で得た経験を活かし、自ら保険のコンサルティングを行うFP業務にチャレンジしていきたいと考えています。また、Myキャリア制度などを活用しながら多くの業務を経験し、さまざまな知識やスキルを身に付けて、自分を育ててくれたこの地域の発展に貢献していければと思っています。