現在、総合審査部でクレジットアナリスト業務を担当しています。具体的には、第一生命の投融資先企業の信用力評価や、投融資の可否判断を行っています。私は不動産業界を担当していますので、当社が不動産の購入・売却の可否判断を行う際には、物件の鑑定評価書の活用や不動産鑑定士へのヒアリングに加えて、実際に自分の目で物件を確認することもあります。こうした調査・分析を通じて、購入・売却価格の妥当性や将来の収支シミュレーションなどを行い、中長期的な視点で信用力評価や不動産投資の審査を行っています。案件によっては数十億から数百億もの金額規模になりますので、プレッシャーも大きいですが、若手でもスケールの大きな仕事を任せてもらえる風土が第一生命グループの魅力だと思っています。入社当初は金融・経済の専門知識がない自分がやっていけるのか不安もありましたが、部内で勉強会や研修を行ったり、上司や先輩が丁寧にアドバイスしてくれたりと、周囲の手厚い支援に支えられながら自己研鑽を積んでいきました。簿記2級や証券アナリスト、宅地建物取引士といった資格を取得していく中で知識が身につき、クレジットアナリストとしてのスキルも高まっていくことで、今では自分の成長を実感しています。
現在の業務では、公認会計士や不動産鑑定士といったプロフェッショナルの方々と対等な立場でやりとりをすることも多く、知識面以外でも、プレゼンや交渉などのヒューマンスキルが高いレベルで求められ、日々の努力の積み重ねがとても大切です。現在は不動産知識をより深めるために、不動産鑑定士の資格にも挑戦しています。また、私は入社以来総合審査部で、他の部門を経験していないため、短期間、他部門の業務を体験できる社内トレーニー制度を積極的に活用することで、自身の視野を広げることにも努めています。グローバルコース、エリアコース関係なく、さまざまなチャンスを与えてくれる会社ですので、一つひとつのチャンスを大切にしながら、今後も金融のプロフェッショナルを目指していきたいと思います。
総合審査部 不動産審査グループ
(取材当時)
基幹総合職G型
2012年入社
2012年、第一生命に入社。入社後は総合審査部産業審査グループで、住宅セクター・鉄道セクターのアナリスト業務を担当。その後、2015年より不動産審査グループにて不動産セクターのアナリスト業務を担当。また、キャリアアップに向け証券アナリストや宅地建物取引士などの資格を取得。現在、不動産鑑定士に挑戦中。勉強は日常の時間を工夫しながら、休日は大学時代の仲間とバンド活動(ボーカルを担当)に取り組んでいる。