私は外国債券部の外国為替グループに所属しており、第一生命グループ全体で必要な外貨の売買・管理を担当しています。例えば、海外での生命保険事業に必要な外貨の取得をはじめとして、外国資産(株式や債券)に投資するための為替の取得、為替リスクのヘッジなどの実務を行っています。
現在は主に米国(米ドル)と欧州(ユーロ)の運用を担当していますが、資産運用分野において為替は流動性が非常に高いことはもちろん、土日以外はほぼ24時間動くマーケットであることや輸出入を行う事業会社などもマーケットのプレイヤーであることが特徴です。
論理的に説明することができない値動きが起きることもあり、予測が難しい面もありますが、自身の見通しや調査・分析に基づく運用によって数億円単位で会社の収益に直接貢献できることは大きなやりがいだと感じています。
常にアンテナを高く張り、国内外のマーケットを見る必要があるため、世界で何が起きているのかをいち早く知ることができるのも業務のやりがいです。一方で、マーケットの予測が難しいことはもちろん、投資戦略には正解がなく、常に勝ち続けることができないことに資産運用の難しさも感じています。
正解のない中で未来を予測するという難しい業務ではありますが、これからも自社の収益向上に貢献しながら、国内外の経済環境や政治情勢をさらに深く調査・分析し、資産運用分野における専門性を高めていきたいと考えています。
外国債券部
外国為替グループ
基幹総合職G型
2011年入社
2011年、第一生命保険株式会社に入社。所沢支社に配属され、生涯設計デザイナーの業績管理や法人のお客さまへの営業を担当。その後、キャリアチャレンジ制度を利用して株式部へ異動し、アナリスト、トレーダー、ファンドマネージャーとして国内株式の運用に携わった後、現在所属する外国債券部で外国債券・為替を担当している。