People

理系同期
座談会

理系出身者が輝く、第一生命というステージ

~スキルやセンス、論理的思考をフルに発揮~

Member

藤田 貴大
Takahiro Fujita

藤田 貴大
2016年入社

  • 営業人事部
  • 営業人事企画開発課
  • 基幹総合職G型
  •  
  • 2016年~2018年
  • 川越支社 生涯設計推進グループ
  • 2019年~2021年
  • 業務企画部 業務企画課
  • 2022年~
  • 営業人事部 営業人事企画開発課
吉田 佑介
Yusuke Yoshida

吉田 佑介2016年入社

  • FPコンサルティング部
  • 法人マーケット開発支援課
  • 基幹総合職G型
  • ※取材当時
  • 2016年
  • 長野支社 生涯設計推進グループ
  • 2017年~2018年
  • 長野支社 営業推進グループ
  • 2019年~
  • FPコンサルティング部
  • 法人マーケット開発支援課
貞富 陽介
Yosuke Sadatomi

貞富 陽介2016年入社

  • ファイナンス投融資部
  • ストラクチャードファイナンス室
  • 基幹総合職G型
  • ※取材当時
  • 2016年~2018年
  • 新宿総合支社 生涯設計推進グループ
  • 2019年~
  • ファイナンス投融資部
  • ストラクチャードファイナンス室

存在価値のある生命保険会社であり続けるために、
理系出身者の力が、第一生命の未来を切り拓く。

データに基づいた数理的解析力、長期的視点で粘り強く取り組む力、
仮説・検証を通じて真理を探求する姿勢、それらのベースとなる論理的思考力。
理系の学問を通じて得た知見やセンスは、今後、第一生命が進化・成長していくうえで欠かせない原動力の一つだ。
第一生命で理系出身者が活躍できるフィールドは、大きく広がっている。
ここでは、同期の理系出身者3名に、理系のスキルがどのように活かせるのか、フランクに語り合ってもらった。

01なぜ、生命保険業界を志望したか
なぜ、第一生命に入社を決めたか

  • 貞富

    貞富

    今日集まったのは、仲の良い、理系出身の同期3名。お互いのことはよく知り合った間柄だけど、改めて理系出身であることにフォーカスして話し合いたいと思う。最初に僕から。大学では建築、特に建築の歴史を専攻し、カンボジアのクメール建築を研究対象とした。そして日本とカンボジアを行き来する中で痛感したのが、社会インフラの重要性だったんだ。就活でインフラ関連企業を分析する中、実は保険もインフラであることに気付いた。最終的に第一生命に決めたのは、ずばり人。面談や懇親会を通じ、柔らかい印象を持ちながら、話をしてみると熱意を持って前向きに仕事に打ち込んでいる様子がうかがえ、自分もこの環境で成長したいと素直に思えたのが、入社の決め手になったね。

  • 吉田

    吉田

    僕の大学での専攻は生化学。わかりやすく言うと、たとえば医薬品がどのような病気に作用しているか、そのメカニズムを解明するといった研究だった。就活では、大学で得た知見を活かせること、生命保険事業の社会的意義への共感、また身近でがん患者の治療に取り組む姿を見ていたこと、この3点をもって生命保険会社を志望したんだ。企業分析のポイントは、自分ならどこの会社の保険に加入するかという点。それが第一生命だった。また面接で、理系出身者が多数活躍していることを知り、自分の力が発揮できる環境と感じたんだよ

  • 藤田

    藤田

    僕は理学部で物理を専攻したんだけど、留学生を案内する国際交流サークルに参加する中で、文系を含めさまざまな人の多様な考えに触れる機会があった。そこから文理関係なく幅広い企業を見たいと思ったんだ。中でも、生命保険はカタチのない商品だからこそ理系の論理的思考力が活かせるんじゃないかと思った。入社の決め手となったのは、貞富君同様に人。また、本音で話を聞く中で、当社の自由闊達な風土に非常に魅力を感じたね。

02投融資実行、法人営業支援、営業人事、それぞれの取り組み

  • 貞富

    貞富

    現在の僕の担当は、ストラクチャードファイナンス商品の投融資実行業務で、その一つが、プロジェクトファイナンスという金融手法。これは、特定のプロジェクトから生み出されるキャッシュフローを返済原資とした資金調達の手法なんだけど、単なる金融知識だけではなく、幅広い業界知識、プロジェクト固有のリスクやそのリターンを分析するスキルが求められ、仮説・検証・分析という理系の方法論が活きる業務だと思う。

  • 吉田

    吉田

    僕は、全国の法人営業担当、約500名の活動支援や運営方針の策定などに携わっているけど、今の業務は学生時代の取り組みとリンクするところが少なくないと思う。実験内容をレポートに起こす際に、その根拠となっている参考文献をリサーチすることは欠かせない。今の業務においては法人保険の税務や経理に関しても、法人税法や所得税法などの根拠があり、参考文献などでルールを確認する必要がある。自分に沁みついている、学生時代のリサーチ力がそのまま活きていると感じるね。

  • 藤田

    藤田

    僕は現在、生命保険独特の営業員チャネル・人事に関わる業務を担当している。社内規程・制度の策定などでは各種資料を調べて、エビデンスを明確にすることが求められる業務。吉田君が指摘したように、公式や定義などの参考文献を探して読み解くのは苦ではない。また、システム開発も担当の一つ。大学でITは学んでいないけど、急速に進んでいくテクノロジーの変化に、理系的な思考で対応していきたいと思っている。

03理系の持つ論理的思考が活きる
仮説・検証・分析のサイクル

  • 吉田

    吉田

    3名の中では僕が現場の営業経験があるわけだけど、そこで実感したのは、保険商品というのは非常に数理的なものであること。商品内容や保険料算出のプロセスがしっかりしており、そこは理系の思考と重なる部分だと思うんだよね。一方で、ご提案にあたっては営業担当者とお客さまの関係性や、お客さまの将来を思う気持ちが大切になってくる。一見相反する数理的なものと人間的なものをすり合わせていく過程でお客さまに納得感をもっていただくこと。それが醍醐味であり、他の業界にはない面白さだと思うね。

  • 貞富

    貞富

    確かに保険商品は数理的。それに加えてデータが膨大。そこから情報を取捨選択し、お客さまのニーズにある程度仮説を立て、それを現場が検証し、また結果を分析して回していく。このサイクルは、理系の強みが発揮される部分だと思うね。

  • 吉田

    吉田

    そうだね。たとえば実験で一回正解が出てもまったく意味がないよね。マニュアル通りにやれば誰でもできる再現性がなければならない。その視点に立てば、膨大なデータから重要な情報を抽出して、仮説・検証・分析を回していくことはとても大事だと思う。

  • 藤田

    藤田

    保険という仕組み自体はデータを分析してリスクを見極めて構築されているので、理系出身者と親和性がある世界。また仕事領域も個人・法人営業だけでなく、商品開発や資産運用、システム構築など多岐にわたっている。理系のスキルを活かして、いろいろなことに挑戦したい人には向いていると思う。

04理系的な資質を発揮して日々の業務に感じるやりがい

  • 藤田

    藤田

    今の仕事は、全国のオフィスで活動している生涯設計デザイナーという営業担当者を支えることであり、生涯設計デザイナーに大きな貢献ができていること、そしてその先にいるお客さまの役に立っている実感があることが大きなやりがいとなっている。また、論理性が求められるシステム構築では、理系の探求心が刺激され、楽しみながら仕事をしているよ。

  • 貞富

    貞富

    僕は金融知識のみならずあらゆる業界知識に触れることができる点に魅力を感じている。また投融資実行にあたっては案件担当者として与えられる裁量が大きいため、自分がやりたいと思ったことに挑戦し、それが実現したときにやりがいを実感するね。

  • 吉田

    吉田

    毎年新たに法人営業担当に任命された方々を対象に研修の企画運営を行っているんだけど、その方々が徐々に成長していく姿や、お客さまや生涯設計デザイナーに頼りにされている事例を聞くとやりがいを感じるね。また、自分がかつて実践したことをベースに、研修の場で仮説とその検証を日々行っていくことに仕事の面白さも感じている。

05論理的思考は仕事を選ばないスキル
時代に対応しバリューを発揮する

  • 貞富

    貞富

    最後に10年後について話し合いたいと思う。僕は、保険とは遠い建築という分野を学んでいた学生だったから、いざ第一生命に入社してみると、「これほど幅広いビジネスフィールドを体験できるのか」と驚いた記憶がある。今後も、探究心をもって今まで経験できなかったような、いろいろなことに挑戦していきたい。また、理系ならではの論理的思考力を発揮して、部署間のシナジーの橋渡し的な役割を担っていきたいと思っている。

  • 藤田

    藤田

    将来、生命保険業界に求められるものが変わる中、新たな課題が出てきても、理系として培ってきた論理的思考というのは、仕事を選ばないで使えるスキルだと思うんだよね。10年後の新しい時代にも対応できる人財に成長したい。

  • 吉田

    吉田

    今後、生命保険のマーケットは、大きく変わっていくと思う。医療技術や価値観、生活スタイルなど取り巻く環境も変化していく。その中で、社会に必要とされる、存在価値のある生命保険会社であり続けるため、時代に求められたものに応えていく、そういう人財でありたいね。

  • 貞富

    貞富

    世の中が進んでいくスピードはとても速くなっているという感覚があるよね。だから仮説と検証のスピードも上げていかねばならない。たとえば、ビッグデータを活用して、お客さまのニーズを紐解き、仮説を立てて商品を開発する。そして、その商品を現場で提供し、お客さまの反応を見て改善していくというプロセスが重要だと考えている。そして、そういった思考プロセスに違和感なく対応できるのは理系の人財の強みだと思う。変化のスピードに対応し、第一生命のバリューを発揮していきたい。理系出身者が活躍できるフィールドは大きく広がっていると思うね。