第一生命グループ CEO
菊田 徹也
皆さん、こんにちは。
グループCEOの菊田です。
当社グループに興味を持っていただき、
ありがとうございます。
第一生命グループは、1902年に日本で最初の相互会社として創業しました。社名の“第一”は、保険会社にのみ認められる相互会社という会社形態の“第一号”であることが所以です。創業者は業界のアントレプレナー(起業家)といえる存在であり、創業以来当社グループは、業界をリードする変革の精神のもと、大手生命保険会社で唯一、2010年に株式会社化・上場し、2016年には持株会社となりました。現在は国内での複数のブランド展開に加え、北米・アジアパシフィックでグローバルに事業を行っています。
現在の中期経営計画では、従来の保険業を超える、新たな事業領域への進出に果敢に挑戦しています。新しいことに挑み続ける人こそが未来をひらいていく、だからこそ当社グループは、挑戦心や専門性を持つ人財の採用に積極的に取り組んでいます。
昨年、グループCEOに就任した際、「日本の保険業の未来を先導する存在」、「グローバルトップティアの保険グループに伍する存在」になることを、当社グループの目指す姿に掲げました。しかし、国内の少子高齢化、お客さまニーズの多様化・細分化、急速なデジタル化など、当社を取り巻く環境が急速に変化する中で、伝統的な生命保険業を続けているだけでは、その実現は難しいと思っています。現代の多様な価値観を持つお客さまの一生涯をあらゆる面からサポートすること。私は、当社グループが生命保険「も」提供する「保険サービス業」へ進化することが、より多くのお客さまに選ばれ、信頼され、そして、会社の持続的な成長につながると考えています。
皆さんの中には、働く企業を選ぶ軸の一つに「社風・風土」と答える方も多いと思います。第一生命グループを一言でいえば、「変わることに躊躇せず、むしろ率先して変わろうとする会社」です。当社グループの挑戦を支えるのは、多様性と挑戦心に溢れた社員であり、チャレンジする社員を肯定する風土、社員が幅広い事業で挑戦できる、変革を実現するための舞台が当社グループにはあります。そして、多様性のある社員一人ひとりがイキイキと個性を発揮し、誇りや喜び、自信を持って働くことができる環境。私はこれを「人財のサファリパーク」と表現し、当社グループの目指す姿としています。これはグループCEOとして、全社員に対する大切なコミットメントと考えています。
皆さんには、当社グループに金融機関の「堅い」イメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、当社グループに受け継がれているのは「変革と挑戦のDNA」です。あらゆるステークホルダーのため、そして未来のために、前例にとらわれない変革に挑んでいく、この想いに共感いただける方と一緒に、第一生命グループの未来を切りひらいていけることを楽しみにしています。