インドネシア共和国は、東南アジア南部に位置する共和制国家。首都はジャワ島に位置するジャカルタ。国の総面積は約192 万平方キロメートルで、日本の約5倍。1949年にハーグ協定により、オランダがインドネシアの独立を容認しました。人口は約2.55億人(2015年:インドネシア政府統計)。
※出典:外務省ホームページ
2013年、第一生命はインドネシアでの事業展開に着手しました。パニン・第一ライフは、現地有力金融グループであるパニングループに属する生命保険会社パニンライフから名称変更した第一生命のグループ会社ですが、銀行窓販、個人代理人、ダイレクトなど複数のチャネルを有し、チャネルの分散を図りながら、足下の実績を着実に伸ばしていました。一方で、インドネシア国民の生命保険への加入率は低く、まだまだインフラとしての保険は整備されていない状態でした。これを踏まえ、これまでに培ってきた第一生命の商品開発や育成ノウハウと、従来の販売手法を合わせ、現地に貢献すべく新たな一歩を踏み出しました。現在パニン・第一ライフは市場を上回る伸展を遂げており、市場順位も2009年の15位から2017年度には12位までランクアップするなど、インドネシア市場でのプレゼンスを拡大しています。
そもそもインドネシアでは、生命保険に対して「貯蓄」という捉え方が主流であり、保障の必要性が必ずしも浸透していません。一方で社会保障制度は脆弱であり、万が一の状態になった場合、保障の備えをしていなかったために、これまでの生活を維持できず、大きく人生が変わってしまう人も多い現状です。そこで、パニン・第一ライフは事業拡大を進めることで、「生命保険の役割を広く国民に理解してもらい、官民一体となってさらなる普及に努める」という国の社会保障インフラ整備の一端を担う使命も課せられています。さらに、「一生涯のパートナー」という第一生命グループミッションに共感し、「By your side, for life」を掲げるパニン・第一ライフは、社会性・公共性の高い生命保険業を営む会社の責務として、常にお客さまを最優先に考え、お客さまに「安心」をお届けするという姿勢を貫くことで、企業活動の枠を超え、生命保険業界全体に対する信頼と期待を高めることを目指しています。
現地有力金融グループ(パニングループ)に属する同社は、個人代理人・銀行窓販の2大販売チャネルを中心に着実に実績を伸ばし、インドネシア市場でのプレゼンスを拡大しています。また、当社の理念も意識した地域社会貢献活動が活発であり、ジャカルタ絆駅伝への協賛、小児がん患者を支援する折り紙プログラムなども実施しています。