第一生命グループの歴史を紐解くと「変革」の連続と言えます。時代や環境変化に合わせて「お客さま第一主義」であり続けるためにはどうあるべきかという視点で変革を続けてきたことが、会社のDNAとして今に受け継がれています。
第一生命グループの大きな変革の一例として、2010年の大手生命保険会社初の株式会社化・上場が挙げられます。そして、2016年10月には持株会社体制へと移行しましたが、これらの取組みによって、資金調達、商品開発、チャネル戦略、新規事業など従来以上に多様な経営戦略を描くことができるようになりました。これは生命保険業界において第一生命グループならではの強みだと考えています。
また、当社は「人」こそが競争力の源泉であり、強みでもあります。国内および海外のグループ会社の従業員約70,000名が「共に学び合い、共に尊重し、共に成長する」ことで、世界に例のない価値創造シナジーを発揮していくとともに、それぞれの地域で活躍するプロフェッショナルたちがチームワークを発揮し、企業価値を高めていくことで、誰にも真似できない強みとしていきたいと考えています。
社員の雰囲気を一言で語るのは難しいですね…多様な個性を持った社員がいますので。
強いて言えば、「人の第一生命」と言われることがあるように、協調性やチームワークを活かす力が強く、ホスピタリティ精神を持った社員が多いと思います。
そして、「Cool head , Warm heart」 、つまり冷静ながら温かい心を持っている。そんな社員が多い印象です。穏やかながらも仕事への情熱・拘りは強く、周囲への気遣いができて人財育成意識が高い。そんな社員が集まって第一生命グループの社風をつくり上げているように感じます。
ただ、「百聞は一見にしかず」ですので、ぜひ当社にお越しいただいた上で、様々な社員の雰囲気や人柄を感じ取っていただければと思います。
当社を選んだ理由として多いのは、「社員の人柄に魅かれた」、「社風が良い」、「思っていた以上に仕事が幅広い」、「女性が活躍できる環境がある」、「生命保険事業の社会貢献性が高い」という理由が圧倒的多数です。また、最近の若手社員の中には、「変革力」、「成長性」、「グローバル」という観点で当社を選んだ人も多いです。
私も就職活動を振り返ると、「幅広いビジネスフィールド」に魅力を感じ、当社を選びました。特に、ここ数年は販売チャネルの多様化、積極的な海外事業展開により、ビジネスフィールドは広がり続けています。国内だけで3つの生命保険会社を展開する第一生命グループですので、「営業」という仕事ひとつを取ってみても、どういった特徴の商品をどういったマーケットに販売していくのかによって、「営業」の種類も様々だと言えます。
また、例えば、アンダーライティング分野の一つである契約医務部をみても、「保険の新契約に関わる事務企画・開発」、「新契約事務」、「ご契約のお引受け可否の審査」など様々な仕事があり、最近では生命保険とテクノロジーの融合で新たな価値創造を目指す「InsTech」の取組みを進める中で、新たな業務も生まれています。
第一生命グループでは、全社員を対象に社員満足度調査を毎年行っていますが、基幹職の総合的な満足度は高い水準を維持しており、第一生命グループの従業員であることに満足している人が多いと言えます。他にも様々な指標がありますが、「仕事への充実感(成長の実感ややりがい)」、「仕事への適応感(自分らしさの発揮)」といった仕事に対する満足度や「上司に対する満足度」は特に高い水準にあります。
一方で、部門ごとに満足度が若干異なるという課題もあります。第一生命グループでは独自の経営枠組みとして「DSR経営」を推進してきた結果、従業員全体のモチベーションや会社への期待は高まっている一方で、その範囲やクオリティは追求し続けていきたいと考えています。「いちばん、従業員の活気あふれる会社」を目指して、より働きがいのある会社となるように取組みのレベルを高めていきたいと思っています。
入社後にまずは基幹職全員を対象とし、当社の研修施設において約1ヶ月間の新入社員研修を行っています。この研修を通じて、ビジネスパーソンとしてのマナーや基本行動はもちろんのこと、第一生命グループで仕事をしていく上で必要となる基本的な知識を学びます。また、様々なグループワークを通じて、切磋琢磨し成長していくことになります。約1ヶ月という期間ですが、このときの絆は一生の宝物となるはずです。その後、それぞれの配属先で働くことになります。入社1年目は、上司・先輩はもちろんのこと、人事部でもしっかりフォローしますので不安になる必要はありません。
また、入社1年目は生命保険会社で働く上で必要となる資格試験がいくつかありますので、勉強は必要です。仕事を覚えながら、勉強をすることになりますが、1年目でしっかりと金融業界のビジネスパーソンとしての生活に慣れることが大切です。もちろん「仕事が忙しくて勉強する時間がない!」ということはありませんので、ご安心ください。ちなみに、休日は同期や学生時代の友人と遊んだり、各々リフレッシュしているようです。仕事・勉強・遊びなどオン・オフのメリハリをつけることが社会人として大切ですね。
第一生命グループの社風かもしれませんが、ワーク・ライフ・バランスはとても大切にしています。例えば、計画公休制度(夏期休暇や年末年始休暇などとは別に年間6日の公休を計画的に取得することを義務づけた制度)を活用して、土日にプラス1日で3連休にしたり、祝日と祝日の間に公休を活用したりすることです。そうした取組みの効果もあり、長期・短期の休暇に関わらず、海外旅行に行く社員は多いです。
また、会社として健康増進を推進していることもあり、ランニングや地域のマラソン大会への出場など、スポーツで汗を流す社員も増えています。登山・キャンプ・釣り・スポーツなどのアウトドア派、資格勉強や読書などのインドア派、育児や家族との時間を大切にするファミリーフレンドリー派など、社員のプライベートはそれぞれですが、第一生命グループの社員は多趣味な人が多いかもしれませんね。
第一生命グループでは、グループ全体でのダイナミックなキャリアローテーションを実施しています。例えば、第一生命だけではなく、第一フロンティア生命、ネオファースト生命など日本国内のグループ会社をはじめとして、第一生命情報システム、第一生命経済研究所、海外グループ会社などグループ内での幅広いローテーションによって、社員一人ひとりのさまざまなキャリア形成、専門スキルの習得を支援しています。
また、国内外の大学院への留学制度、トレーニー制度による派遣など、「キャリアチャレンジ制度」を活用しながら、自身で手を挙げていけばチャンスはいくらでも広がります。
第一生命グループでは「自分のキャリアは自分で勝ち取る」という考えのもと、自ら意志を持ってチャレンジする社員には支援を惜しみませんし、それを支える人財育成・キャリア支援制度も充実させています。ぜひセミナーなどで出会った社員にもどんなキャリアを築いてきたのかや志向しているのかを聞いてみてください。
第一生命グループの基幹職においては約6割が女性、営業職を含めた全体では約9割が女性となっています。だからこそ、経営の柱の一つとして女性の活躍推進に取り組んできました。なお、女性の活躍推進の取組みは、人財育成やキャリアアップ支援の取組みとワーク・ライフ・バランスなど職場環境への取組みの2つが主となりますが、本サイト上でもご紹介していますので、ご覧ください。
また、ファミリーフレンドリー(家庭と仕事の両立支援)という制度がありますが、制度活用の定着が進み、育児休業は毎年1,000名以上が取得しているほか、復帰後も短時間勤務制度や在宅勤務制度などを活用して、家庭と仕事を両立している女性社員が多く、育児休業取得後は98%以上の社員が復職しています。また、例えば配偶者が転勤になった場合でも、「ふぁみりぃ転勤制度」を活用し一定の条件を満たせば、原則住居異動を伴う異動がないコースであっても転勤が可能になります。
新人研修終了時に配属が決まります。就職活動中に思い描いていたキャリアビジョンと、実際に入社を決めてから考えるキャリアビジョンでは変わることもありますので、一人ひとりのキャリアビジョンを中長期的な視点で確認し合った上で、研修終了時に最初の配属先が決まります。
入社後、まずは生命保険業界で働くにあたって必要となる資格試験をいくつか取得していただくことになりますが、生命保険はもちろんのこと、損害保険や金融商品に関わる資格も含まれています。また、当社ではFP技能士や日商簿記など入社後の早いタイミングで取得する資格を「スタンダードライセンス」と定めています。最近は学生時代に取得されている方も多いですね。その他は個人のキャリアによって様々ですが、資産運用分野なら証券アナリスト、海外事業分野なら語学関連資格、企画・管理分野なら社会保険労務士や税理士など、より専門性の高い資格取得に向けて挑戦している社員もたくさんいます。
そもそも、飲み会は仕事ではありませんので、プライベートで行く社員は行きますし、個人の自由となっています。歓送迎会など部やチーム毎での懇親会などはありますが、基本的に自分のペースで楽しんでいただいて良いと思います。飲めないからといって何も気にする必要はないと思います。