THE DAI-ICHI LIFE INSURANCE COMPANY, LIMITED.
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BUSINESS

経営戦略と
ビジネスフィールド

※第一生命 豊洲本社
(東京:豊洲キュービックガーデン)

私たち第一生命グループは、2018-2020年度中期経営計画「CONNECT2020」に取り組んでいます。これまで「事業基盤の拡大・分散」を進め、グローバル3極体制を確立し、持株会社体制へ移行するなど、ガバナンス強化も進めてきました。「CONNECT2020」では、日本の生命保険グループのフロントランナーとして確立してきた事業基盤を活かし、さらなる収益力の強化に取り組む新たな成長フェーズへと移行します。
「お客さまや社会とのつながりの強化」、「グループ各社の連帯」、「外部のビジネスパートナーとの積極的な協働」などを通じ、第一生命グループの「CONNECT(つながり・連帯・協働)の力」を最大限に高めながら、これまでの生命保険ビジネスの枠組みを超え、あらゆる人々のQOL(※)向上へ貢献していくことで、人々や社会に選ばれ続けるグループとなることを目指しています。

(※)QOL(Quality of Life)…
物理的な豊かさや個々の身辺自立のみでなく、精神面を含めた生活全体の豊かさと自己実現を含めた概念

「CONNECT」の視点で
「3つの成長エンジン」を強化し
さらなる成長を実現

中期経営計画「CONNECT2020」は、「3つの成長エンジン(国内生命保険事業、海外生命保険事業、資産運用・アセットマネジメント事業)」を本中期経営計画のコンセプトである「CONNECT(つながり・連帯・協働)」の視点から強化することでさらなる成長を目指していくことを基本戦略としています。
国内生命保険事業では、国内の3ブランド各社(第一生命、第一フロンティア生命、ネオファースト生命)の商品・サービスを最適なチャネルで提供する「マルチブランド・マルチチャネル体制」を強化していきます。また、お客さまのQOL向上や地域社会の課題解決にむけ、パートナーシップの拡大を進めていきます。
海外生命保険事業では、引き続き収益構造の分散化を進め、将来に渡る事業基盤の強化を図ります。先進国市場では利益の拡大、新興国市場では高い成長を実現するための投資や新たなチャネルの開拓に取り組むほか、グループ各国間の連携やシナジー創出を積極的に推進していきます。
資産運用・アセットマネジメント事業では、市場リスクのコントロールとバランス運用による収益力向上を両立させることを基本方針とし、安定的な収益力・健全性を確保するとともに、社会課題の解決に貢献することで、ステークホルダーの期待に応え続けていきます。
また、第一生命グループでは、保険ビジネス(Insurance)とテクノロジー(Technology)の両面から生命保険事業独自のイノベーションを創出する取り組みを「InsTech」と銘打ち、最優先の戦略課題として推進しています。

3つの成長エンジン

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国内生命保険事業

「マルチブランド・マルチチャネル体制」を強化し、QOL向上に貢献する商品・サービスを提供


お客さまのライフスタイルの多様化、生産年齢人口の減少、超高齢化社会の到来、技術革新などにより国内の生命保険事業を取り巻く環境は大きく変化しています。
変化する社会環境やお客さまのニーズに迅速かつ的確に対応するため、国内の3ブランド各社(第一生命、第一フロンティア生命、ネオファースト生命)の商品・サービスを、お客さまに合わせた最適なチャネルで提供する「マルチブランド・マルチチャネル体制」を強化しています。
新たな付加価値を提供する商品・サービスの提供を通じ、すべてのお客さまのQOL向上を図るとともに、「健康寿命の延伸」など日本が抱える課題にも挑戦しています。

お客さま・社会の
ニーズの変化を先取りする
パートナーシップの拡大

豊かで安心感あふれる生活・社会づくりに努めつつ、「良き企業市民」として地域社会とともに持続的に発展することを目指し、全国約44,000名の生涯設計デザイナー、約1,300の拠点を通じ、今後もさまざまな地域課題の解決に貢献していきます。
また、お客さまのライフスタイルの多様化を踏まえ、QOL向上につながる提供価値をより高めていくことなどを目的とし、異業種の企業や各種団体とのパートナーシップの拡大を積極的に図っています。その一環とし、すべてのナショナルセンターと情報啓発協定を締結しているほか、健康に重大な影響を及ぼす疾患に関する正確な情報提供が可能な情報発信ネットワークを構築しています。

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海外生命保険事業

第一生命グループの
海外事業展開

第一生命グループは海外7か国で生命保険事業を展開しており、北米およびアジアパシフィック地域に地域統括会社を設置し、グローバル3極体制で経営管理・事業支援の確立・強化を図っています。先進国市場における安定的な利益貢献と、新興国市場における中長期的な成長享受双方のバランスがとれたポートフォリオ構築を進めています。

安定市場での戦略

安定市場(米国・豪州)では、今後も継続的な成長を堅持し、海外生保事業の利益成長を牽引していきます。プロテクティブ(米国)では、米国全土で事業を展開し、リーテイル事業(生命保険・個人年金)での資本創出と、その収益を活用した保険契約ブロックの買収事業による事業規模拡大という特徴あるビジネスモデルで持続的な成長を実現していますが、今後も新たな提携先の強化・拡大や、新規買収によるさらなる利益成長を目指します。TAL(豪州)では、保障性商品に特化した戦略を推進し、リーテイル、団体保険、ダイレクトの販売チャネルを効果的に活用することにより、オーストラリアの保障性市場において、保有契約年換算保険料ベースで2013年以降、首位を維持しています。今後も、販売チャネルの強化に加え、ブランド認知度の向上や商品の多様化、顧客サービスの改善を推進し、堅調な成長を目指します。

成長市場・
アーリーステージでの戦略

新興国などの成長市場ではトップラインに軸を置き、既存チャネルの強化・拡大により、トップライン・収益性を向上させ、各国における市場シェアを拡大していきます。また、アーリーステージにおける戦略として、中長期的な経済成長、生命保険市場の拡大が見込まれるメコン地域への早期進出により、先行者メリットを享受するとともに、地域統括会社や第一生命ベトナムの知見・リソース活用による効率的な事業運営を推進し、さらなる成長を目指します。なお、メコン地域においては、第一生命カンボジアが生命保険事業を開始したことに加え、ミャンマーでは日系の生命保険会社で唯一100%子会社形態での生命保険事業の認可を取得し、事業開始への準備を進めています。

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資産運用・
アセットマネジメント事業

安定的な運用収益の確保

現在の国内の金利環境を念頭に置きつつ、今後の環境変化の可能性も視野に入れ、プロジェクトファイナンスなど新規・成長分野への投資拡大などを通じた資産運用の高度化と機動性向上により、収益力強化とリスク分散に取り組んでいます。
また、機関投資家としての社会的責任を踏まえた投資に積極的に取り組んでおり、投資先の企業価値向上を目指す「スチュワードシップ活動」と、社会課題解決と運用収益の両立を目指す「ESG投資(※)」を推進しています。
これらの取組みを通じ、安定的な収益力・健全性を確保するとともに、社会課題の解決に貢献することで、ステークホルダーの期待に応え続けていきます。

(※)ESG投資:環境・社会・コーポレートガバナンス(ESG)に関する要素を考慮した投資手法。

アセットマネジメント事業の
展開エリア拡大と
グループシナジー創出

みずほフィナンシャルグループと設立したアセットマネジメントOne、米国・欧州を中心にグローバルに事業を展開するジャナス・ヘンダーソングループ(ジャナス・ヘンダーソン)、2019年7月に新たに設立した第一生命リアルティアセットマネジメントの3社を通じて、国内外でアセットマネジメント事業を展開しています。
アセットマネジメント市場は、世界全体で9,000兆円を超える巨大な市場であり、先進国におけるリタイアメントニーズの高まりや新興国の経済成長などにより、市場は引き続き高い成長が見込まれています。第一生命グループは、国内外のアセットマネジメント事業への参画によって、高い市場成長性やアセットマネジメント会社の高い収益性の享受を目指しています。
また、アセットマネジメント会社が持つ専門的で高度な資産運用能力を国内外のグループ生命保険会社へ供給し、運用受託や商品の共同開発を行うなど、第一生命グループ独自のグループシナジーを追求しています。
アセットマネジメント事業の両社と国内外生保事業のグループ各社がより強くCONNECTすることで、より多くのお客さまの資産形成ニーズなどにお応えし、QOL向上への貢献を通じた社会価値創造の拡大を目指していきます。

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イノベーションの創出(InsTech)

医療ビッグデータの
解析・活用

社内外の医療ビッグデータ解析によって保険引受基準の見直しを進めてきました。これにより、年間約38,000件(第一生命の新契約件数の約3%に相当)の契約を新たに引き受けることができるようになりました。また、解析結果に基づき、「健康年齢」を活用した商品や「健診割」などの新たな商品・サービスを開発しました。今後もビッグデータ解析を活用したQOL向上、健康寿命の延伸への貢献を目指していきます。

人財育成の推進と産学連携の拡大

第一生命グループ内のリソースに加え、異分野における知見やアイディアを持つ企業や研究機関との連携を積極的に取り入れています。また、今後のイノベーションを担う人財の育成についても、コンテスト開催を通じた発掘や産学連携の拡大などを通じて取り組んでいます。

イノベーション
創出の加速

既存のビジネスモデルの延長や単なる価格競争にとどまらない、新たな市場・競争軸をつくり出すために、イノベーションの創出を加速しています。2018年4月には、東京・渋谷と米国シリコンバレーに「Dai-ichi Life Innovation Lab」を創設し、小規模な概念実証(Proof of Concept)などを機動的に繰り返すことで、ビジネス領域における新たな付加価値創造に取り組んでいます。

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このような経営戦略を実践しながら、第一生命グループはグローバルに事業展開を進めているため、基幹職の活躍するフィールドも広がり続けています。また、第一生命グループ全体でキャリアローテーション(人財交流)を行うことにより、ダイナミックなキャリア形成と人財育成を推進しています。

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