「アクチュアリー人財×グローバル人財」として、

自分にしか歩めないキャリアを築く

アクチュアリーコース
  • 与那嶺 亮
  • DLI ASIA PACIFIC PTE. LTD
  • ファイナンスチーム
  • 基幹総合職G型
  • 理学系研究科
    物理学専攻卒
  • 2008年入社
  • ※取材当時

2008年、第一生命保険相互会社(現:第一生命保険株式会社)に入社。
主計部に配属され、アクチュアリーとして決算業務や事業計画の策定などに携わる。2016年、海外トレーニー制度を活用し、アジア・パシフィック地域のグループ会社を統括するDLI ASIA PACIFIC PTE. LTD.(シンガポール)に1年間勤務。2017年、日本に帰国した後、第一生命ホールディングス株式会社において事業計画策定や大規模な再保険契約の締結に携わる。2020年、ファイナンスチームのヘッドとしてDLI ASIA PACIFIC PTE. LTD.に異動し、現在は日本人1名、外国人5名が所属するチームのマネジメントを担っている。

Mission

アジア・パシフィック地域における8カ国のグループ会社を対象とし、
保険数理・企業価値算定・財務キャッシュフロー管理などのサポートを行い、
市場特性を踏まえた経営管理および支援を実現する

Interview

アクチュアリーの
専門領域だけでなく、
コーポレートファイナンス領域にも幅を広げる

DLI ASIA PACIFIC PTE. LTD.では、アジア・パシフィック地域において生命保険事業を展開する8カ国のグループ会社の統括や支援を行っており、創業間もない新会社から国内上位のシェアを占める会社まで、傘下にはさまざまな規模のグループ会社を抱えています。
私がヘッドを務めるファイナンスチームは、さまざまな規模のグループ会社を財務面や保険数理の面からサポートしています。そのため、アクチュアリーが担う領域だけでなく、財務キャッシュフローの管理を行っているほか、M&Aを検討するにあたっての企業価値の算定を行うなど、コーポレートファイナンスの領域も広く担っています。また、カンボジアやミャンマーにおいては現地でアクチュアリー人財を採用することが難しいため、DLI ASIA PACIFIC PTE. LTD.からアクチュアリー人財を派遣して遠隔でマネジメントを行っています。
なお、2022年の8月には、ニュージーランドの生命保険市場において業界第2位のPartners Group Holdings Limited(パートナーズライフ社)をM&Aによって完全子会社化しました。先進国市場においては、2015年の米国プロテクティブ社買収以来となる3か国目のM&Aプロジェクトにもファイナンスチームが関わり、企業価値の算出などを担いました。さらに、現在はM&Aの効果を最大化するための統合プロセス(PMI)に携わっています。海外生命保険事業の中においても、アジア・パシフィック地域は今後の成長が期待されています。そのマーケットの開拓に最前線で関われていることが嬉しいですね。

Interview

海外においても高まりを見せる
アクチュアリー人財に対する需要

グループ会社がある8カ国においては、国民性はもちろん、生命保険の市場規模、生命保険に関する規制など様々な違いが見られます。多種多様な生命保険ニーズを理解することは大変ではありますが、その分楽しさとやりがいも大きいと感じています。また、健康保険や教育制度が十分に整っていない国においては、親に万が一のことが起きてしまうと子どもが貧困に陥り、教育を受けられないといった問題などが生じています。そのような国では民間の生命保険会社が果たす役割が大きいため、海外生命保険事業においては社会貢献性をより強く感じることができます。 ちなみに、私が海外志向を持つようになったきっかけは、アクチュアリー人財とグローバル人財の専門性を掛け合わせることによって、非常に希少性の高い人財になれると考えたからです。そして、海外トレーニー制度を活用してシンガポールに滞在した1年間の経験を通じ、海外においてもアクチュアリー人財の需要が高いことに気付きました。海外におけるアクチュアリー人財の需要は、今後もますます高まっていくはずです。アクチュアリーとして専門性を磨きながら海外での業務経験を積みたいと考える方にとっては、当社はとてもよい環境だと思います。

入社の決め手

大学院で物理を研究していたこともあり、友人達の多くはメーカーなど他業界に就職したのですが、私は経済に興味があって金融機関を志望していました。そして、高度な専門スキルを磨けるアクチュアリーという職業に興味を抱き、専門性の高い人財が大切にされていると感じた当社への入社を決めました。

1日の流れ

  • 09:00

    メールチェック

  • 09:30

    チーム内で議論
    (インドネシアにおける新商品とその資産運用リスクについて)

  • 10:00

    チーム内ミーティング
    (各プロジェクトの進捗を共有)

  • 11:00

    チーム内で議論
    (各国の商品戦略と
    モニタリングについて)

  • 12:00

    再保険会社の方と昼食

  • 13:30

    ニュージーランドでの
    事業計画について議論

  • 14:30

    部下との人事面談

  • 16:00

    アクチュアリーファームの方と
    面談を行い情報交換

  • 18:00

    終業